Processing ではじめるプログラミング 5日目(数字を使ってみる)
本日は変数というものについて説明します。
変数とはその名の通り変わる数です。
数学でいうxのようなものです。このxには、1が入っているかもれないし2が入っているかもしれない。
実際にプログラムを書いてみましょう。
Processingでは、予めどんな名前の変数を使うか変数の名前を決めておかなければなりません。今回は、aという名前の変数を使うことにします。
int a;
これで、整数値が入る変数aの宣言ができました。
変数を作るだけでは、aにどの数が入っているかわかりません。そこで今回は、aに5という数字を入れてみます。
数字を入れるとき、プログラムでは = (イコール)を使います。aに5を入れるときは、
int a; a = 5;
と書きます。これで、aに5という数字を入れることができました。
それでは、本当にaに5が入っているのか確認してみましょう。
このaをコンソールに表示させます。 表示させるときはprint();を使います。
int a; a = 5; print(a);
コンソールに5という数字が表示されました。
それでは、変数を2つ作ってみましょう。
当然ですが、変数名は被ってはいけません。今回はaとbという変数をつかいます。
int a; int b; a = 5; b = 6; print(a); print(b);
上のコードを実行すると56とコンソールに表示されたのではないでしょうか。それは、aを表示したあとすぐにbが表示されているためです。
表示ごとに改行させてみましょう。表示ごとに改行させる場合はprintln(); を使います。
int a; int b; a = 5; b = 6; println(a); println(b);
改行されて表示されました。
int int .... と毎回書くのは面倒ではないですか? そこでこんな書き方をすることもできます。
int a,b; a = 5; b = 6; println(a); println(b);
カンマで区切ると複数の変数を宣言することができます。
初めからaに5を代入すると決まっているときaと何度も書くのか面倒ではないですか? そこでこんな書き方をすることもできます。
int a = 5; int b = 6; println(a); println(b);
宣言のときに値を入れることができます。
察しの良い方は気づいたのではないでしょうか。これら2つを組み合わせるとこのような書き方もできます。
int a = 5,b = 6; println(a); println(b);
変数はプログラミングでよく出てくるので使って慣れていきましょう(^O^)/